天神・胡粉仕上作品no. TNJ-G001
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モデルである菅原道真は藤原時平との政争に破れ、九州大宰府に流され非業の死を遂げました。
醍醐天皇は彼の死後2ヵ月後には無実を認めて本職に復し、配流の宣命を焼却「火雷天神」の号を授け、後に正二位右大臣に任命しました。 しかし道真の怨みは収まらず怨霊となって内裏落雷炎上・藤原一族に相次ぐ変死傷病の災いをもたらし、遂には醍醐天皇の命を縮めたと信じられました。
この伝説に雷神・天神信仰が加わり北野天満宮に観自在天神として祭られ、菅原家が学問の家系であり道真は三聖の一人と称せられる書の達人であったことから、平安末期には学問神として定着しました。
福の神ともいわれます。